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性格の不一致

離婚理由として一番代表的なのが、この「性格の不一致」でしょうか。

もしくは価値観の違いも近いものがあると思います。


どちらにせよ、表現としては実に抽象的に感じます。

性格が合う・合わないは、例えば、離婚原因にある暴力や借金などのようには目に見えません。

そのことから、他の離婚理由よりも多い理由は、
「曖昧さゆえ、誰にでも当てはめようとすれば当てはまるから。」ではないかと思います。

ひと口に不一致と言っても、性格など十人十色。

結婚について考えるときや、新婚のときには、
"育った環境も違えば、好みや、習慣、価値観は違うのは当然"・・・

そんな風に思う人は少なくないと思います。


しかし、それも許容の範囲を超えたのか・・・

もしくは、相手への結婚当初にあった気持ちから変化してしまったからなのか。

もしくは、結婚と同時にパートナーが豹変してしまい、苦しい結婚生活となってしまったのでしょうか。


性格の不一致に上げられる離婚の中には、
離婚に至るほどだったのか?と思われるものもあると思います。


実際、昨今の離婚率の高さからも感じ取れます。

理由として、女性が仕事に従事できる環境が時代を追うごとに良くなっていることや、
国の支援、また周囲の理解も得やすい風潮があることからです。


一昔前に比べ「我慢するくらいなら、離婚を・・・」と言う結論に多少は助長しているかと思います。

その為、改善の余地があっても「離婚するしかない」そんな思考に囚われてしまって
決断を早まったり、後悔している人もいるのではないでしょうか。


本当に離婚理由は一人一人違うもので、特に性格の不一致という一つの枠に括るには、事情が様々です。


「理由がこれに当てはまるみたい・・・離婚した方がいいのかしら」や
「苦しいけどこのくらいで離婚しちゃダメよね・・・まだ改善や努力の余地があるはず」など、
情報やケースに当てはめて、自分の状況判断を曇らせてしまうことは、時に怖いことだなと思います。



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