体験者が綴る離婚相談ガイド
■行政書士
主に法的に効果のある文書の作成や、提出手続きの代理などをしています。
離婚に関わる文書には公正証書があります。
私が紹介を受けた行政書士の方は、話し合いの結果を公正証書にまとめてくれるだけでなく、
間に入ってくれるということでした。
どの程度まで自分に有利なように話を進めてくれるかは、
その行政書士の方の知識や力量になるようですが、
その方で費用はだいたい10万くらい。
しかし、距離があれば、交通費や宿泊費も加算されます。
離婚に詳しい方とのことで依頼しようか悩みましたが、
法律をかざした所で、相手がひるんでこちらの要望通りに
公正証書の必要事項を受け入れるかどうかわからない...
相手にも言い分はある。
一度でまとまるとも思えず、同意が得られなければ、公正証書も作成出来ません。
ただ費用を捨てるようになるのでは意味がないので、相手の性格や状況判断次第だと思います。
公正証書とは、上記にもありますが、法的に効果のある、誓約書、念書のようなものです。
地域の公証人役場で作成してくれます。
金額は、内容の額面(財産分与や養育費など)で変わります。
内容の額面が100万円以下で5,000円。
協議の延長上にあるので、話し合いが上手く折り合えば、
そのまま公正証書を作成することをお勧めします。
■弁護士
料金が高めです。
メール相談無料のところもありますが、文字数、1往復など決まりがあるものが多いかと思います。
有料で安いところですと、
メール1回のみ1,000円もありましたが、
電話は30分5,000円~くらい、
面会も30分5,000円~や、一時間10,000円~といったところかと思います。
裁判で弁護士を立てるのに、着手金、交通費など、また、離婚成立後、報酬金がかかります。
少なくとも大体50万はかかると思います。
しかし、内容によって額面は変わりますので、前もって確認してください。
それから全く相談なしで裁判という訳にいきませんので、相談料も必要になると思います。
その為、法律扶助という制度もあります。
弁護士を頼まなくても裁判はできますが、本業の人と渡り合うには、決定的な証拠と法的な知識がないと、
なかなか大変だと思います。
それから、行政書士同様、弁護士の方も得意分野がありますので、
離婚専門の方を探すのがいいと思います。
基本的に、離婚の裁判は報酬も低く、著名人の弁護なら知名度も上がりますが、内容も無いようですので、
労力の割に合わず犬猿される弁護士の方もいらっしゃいます。
期間に関しては、月に1回、平均で1~2年かかるようです。
裁判を起こす為の費用は、13,000円と、
財産分与や、慰謝料、養育費など、請求の金額により、印紙代が加算されます。
それに、切手代。
詳細は、お近くの家庭裁判所で確認してください。