体験者が綴る離婚相談ガイド
離婚に際して子どもに掛かる負荷は避けずして通れません。
まず、どちらかの親としか暮らせなくなる。
大きな変化です。
また金銭的にも。
旦那さんの収入で生活していて、奥さんが専業主婦だったたならば、同じ生活水準での暮らしは難しくなります。
そして名字が変われば、学校生活や友人関係、全く影響がないとも言い切れません。
例え記憶に残らないであろう乳幼児期でも、
将来的に「何故片親なのか」「人生が違っていたのでは...?」と思うことがあるかも知れません。
子どもがいて、離婚を決断するのであれば、十分に配慮し、その後の気持ちのフォローをしてあげたいものです。
ただ、私の主観でしかないのかも知れませんが、
親が争い、日々揉めている姿を見続けるのは幸せとも思いません。
また、子どもに「あなたがいるから離婚しなかったのよ」と言うのも、
子どもからすれば親のエゴと感じるのではないでしょうか。
それでも別れないでいてくれた方が良いと言うお子さんもいるかもしれないですが...
それらを判断するには、親から子への接し方、また、子ども自身の性格、
そこをきちんと見極めることが大事ではないかと思います。
自分の人生なので、どういう過程や結果を得ても子どものせいには出来ません。
冷静にお子さんの心のケアや生活を守って行ける状況を作れると、
離婚するにしろ、しないにしろ、自分の取るべき行動も見えるのではと思います。